ローザンヌ と レマン湖 Lausanne et le Lac Léman

 

スイスのレマン湖北岸の町ローザンヌ Lausanne [ lozan ロザヌ ] は、フランス語圏に属する人口12万ほどの町である。大きな町ではないが、言わずと知れたIOC(国際オリンピック委員会)本部の所在地である。また、若手バレエダンサーの登竜門の一つとして毎年開催されるローザンヌ国際バレエコンクール(Prix de Lausanne)でも知られる。ジュネーヴから60キロほど、レマン湖北岸を東へ向かう列車で40分ほどかかるが、その間車窓から外を眺めると、確かに自然は豊かだが、民家が途切れることはない。ローザンヌの人口が、郊外も含めると25万人ほどになるというのも納得できる。ジュネーヴの方が国際空港も備える国際都市であることは確かだが、ローザンヌもフランスからイタリアへ抜ける交通の要衝であり、フランスの高速鉄道TGVも通っている。

市内には、専用軌道を二両編成で運行する小規模の鉄道が二路線あり、メトロと呼ばれている(部分的に地下を走る)。レマン湖岸に出るには、ローザンヌ中央駅から、町を南北に結ぶメトロに乗り、3 駅目で終点のウシー Ouchy で降りる。駅を出ると湖岸まではほんの 100 m ほどである。レマン湖の水面の標高は372メートルとのことで、意外に高地ではないのだと感じた(ちなみに諏訪湖の標高は759 m とのこと)。旅行案内によるとこの町の一番の見どころはオリンピック博物館であるとのことだが、私はローザンヌ大学図書館の蔵書の確認に行った身なので、そうした観光はしていない。そのローザンヌ大学は市中心部から西方の郊外にあり、東西方向に走るメトロで行く。その途中にはIOC本部が置かれるヴィディ城 Château de Vidy もあるらしい。ここでは、強く印象に残ったレマン湖の景色を中心に紹介したい。

Google Map 日本語版のローザンヌの地図はこちら
Wikipedia 日本語版のローザンヌの項はこちら
Lausanne, Olympic Capital(英語版日本語版)も参考になる。
以下の写真は2013年2月撮影

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ローザンヌ中央駅

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連結のトロリーバス

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レマン湖の対岸(南岸)の山々(フランスおよびスイス)。
私が訪れた午後、最寄りのウシー駅を出るとほどなく、湖岸のレストランの先に
対岸の山塊が見えてきた。アルプスに深く分け入った経験がない私には、
アルプスの山々のヴォリューム感は湖越しでもすでに圧巻だった。
(パソコン等で写真部分をクリックして拡大すると実際に見る時の印象に近づきます)

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同じ山々をより広い視野で眺める。
いつも対岸がよ く見えるわけではないかもしれない。この日はほぼ快晴だったが、それでも山々には薄くもやがかかっていた。また日中は逆光になる。私が訪れたのが午後で、日が西(写真では右)に傾いていたのもよかったかもしれない。

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対岸のほぼ全景

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レマン湖の東方を望む。左手は北岸。

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東方向に北岸とその先の山々を望む

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レマン湖岸の町並み

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町の中心部。右手はローザンヌ大聖堂。

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ローザンヌ大学図書館。
この図書館は蔵書をいち早くデジタル化して公開したことでも知られる。
市中心部から大学へは小規模鉄道 (メトロ) が通じている。

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図書館と同じ建物にある学生食堂

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ローザンヌ大学内の風景。木立の中にあるキャンパス。

 (2015年5月6日)