e-typing のサイトを親指シフト入力の練習に使う

(2017年4月30日)

e-typing はよく知られたパソコンのタイピングの練習サイトです。「ローマ字タイピング」「英語タイピング」「かなタイピング」という三種類の練習があり、最初と最後がローマ字入力とJISかな入力で日本語の入力を行う練習です。

私は、このサイトは親指シフト入力の練習には使えないものと思ってきましたが、2017年3月にツイッターで「DvorakJ (親指シフト入力などを実現する Windows  用ソフト)を使えば親指シフト入力でこのサイトを使える」という趣旨のツイートを見つけました。手順の細かな記載はありませんでしたが、試してみたらうまくいきました。このサイトを利用すれば、楽しみながら親指シフト入力の練習ができるのではないかと思い、使い方の手順を紹介します。

前提は、Windows パソコンに DvorakJ が導入されて、通常の日本語キーボードを使って親指シフト入力ができるようになっていることです。DvorakJ は実は e-typing のようなサイトを利用することまで考えて設計されたようで、こうしたすばらしい配慮をされた作者の方に感謝します。パソコンへの導入には「DvorakJ 親指シフトインストーラ」(入手はこちら[Vectorのサイト]から) を使うのが簡便です。設定の仕方などはインストーラ製作元の公式ページを参考にして下さい。

また、以下でもふれますが、あらかじめ e-typing のサイトを「お気に入り」などに登録して、クリック操作でサイトにアクセスできるようにしておく必要があります。e-typing のサイトでは「ローマ字タイピング」を利用することにします。
なお、私のパソコンの環境はWindows10あるいは7 + MS-IME(Windows 付属のかな漢字変換ソフト) + DvorakJ です。MS-IME 以外のかな漢字変換ソフトを使っていても問題ないと思いますが、この点の検証はできていません。

上の前提の元で、e-typing のサイトを使うまでの手順は以下のようです。
1) まず、DvorakJ の設定画面で「日本語入力の設定」を表示させます。(パソコン画面下のタスクバーにある、DvorakJ のインジケーターをクリックすると設定画面を表示させることができます。)
2) 「日本語入力の設定」のところの「かな入力用の設定で日本語入力用配列を使用する」のチェックを外します。これで日本語入力が「ローマ字入力」になります。(「DvorakJ 親指シフトインストーラ」の「DvorakJ 親指シフトかんたん設定」で、「IME でのローマ字/かな」を「ローマ字入力」にしても同じです。)
それに合わせてMS-IME のオプションで「ローマ字入力」になっていることを確認しておきます。(MS-IME のオプションは、Windows10では、画面下のインジケーターを右クリックすると表示させることができます。Windows7では、画面下のインジケーターを右クリック->設定->全般->MS-IMEを選択->プロパティと進めて表示させます。)
3) 同じくDvorakJ の「日本語入力の設定」のところで、「日本語入力用配列を常に使用する *タイピングを練習するとき」を選択します。(ふつうは「日本語入力用配列を日本語入力時にのみ使用する」が選択されています。)
4) ここでパソコンを再起動する必要がありました。
5) e-typing のサイトにアクセスします。(この際、通常の入力はアルファベットも日本語もできなくなっていますので、事前に e-typingのサイトを「お気に入り」などに登録しておき、それを使ってアクセスしなくてはなりません。)
6) e-typing のサイトの「腕試しレベルチェック」をします。「日本語入力モードをオフにしてください」と表示されますが、パソコン画面の下辺のタスクバーの右側のMS-IME の表示が「A」となっていれば問題ありません。
7) e-typing のサイトを利用し終わったら、DvorakJ の「日本語入力の設定」と、MS-IME の状態を元に戻し、パソコンを再起動します。
以上です。

e-typing のサイトと、DvorakJ のチュートリアルのページは次です。
https://www.e-typing.ne.jp/

http://blechmusik.xii.jp/dvorakj/wiliki.cgi?DvorakJ%3A%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%3A%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E5%85%A5%E5%8A%9B%E7%94%A8%E9%85%8D%E5%88%97%E3%82%92%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%99%E3%82%8B

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私は親指シフト入力で e-Typing のローマ字タイピングのレベルチェックを何回かやり、なんとかAレベル(234点)に達しました。その時私が感じたのはむしろ、ローマ字入力によって親指シフト入力の倍近い打鍵をして、それでもAレベルに達する人はどれほど早くキーをたたいているのだろうか、という驚きでした。親指シフトをマスターすれば、ローマ字入力よりは楽にレベルを上げることができるでしょう。このサイトをうまく使って、多くの人に親指シフト入力の合理性を感じてもらえたらと思います。