廉価な親指シフトかな入りキーボード発売 (2016年7月)

 

廉価な親指シフトかな刻印キーボードが発売されました。「親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボード」といい、わずか 2,480円(税込み、送料別)です。色は黒と白があります。販売元はライフラボという会社です。

親指シフト入力のことを知らないという方は、たとえば私の「親指シフト日本語入力」のページをご覧下さい。親指シフト入力自体の解説はこのページやリンク先のサイトに譲ります。また、私は長年の親指シフト愛用者ですが、その経緯は以前雑記ページに書きました。その上で、ここでは、まだ親指シフトをよく知らない人向けにこの廉価版キーボードを紹介します。
(なお、私は親指シフトキーボードを搭載したノートパソコン(ただし現在発売されているのはA4ノート型のみ)も使っていますが、それについては富士通専門店アクセスのホームページを参考にして下さい。)

今回発売されたキーボードのことを理解してもらえるよう、以下、順に (1) 専用親指シフトキーボード、(2) 私がエミュレーションで使っていた通常の日本語キーボード、(3) 今回発売の廉価版親指シフトキーボード、の順で写真とともに紹介していくことにします。(どの写真も、写真をクリックすると拡大できます。)

FKB7628-801

この写真は、(1) 親指シフト専用キーボード (FKB7628-801 (Thumb Touch)), です(専用と書きましたが、ローマ字入力もできます)。価格は 14,800円 (税別、富士通専門店アクセス) です。
キーボード最前列中央に「親指右」「親指左」と刻印された親指シフトキーが配置されているのが特徴です(これらは普通の日本語キーボードにもある「変換・無変換キー」としても動作します)。ここに両手の親指を置きます。キー操作の仕方ですが、キートップに二段に刻印されているひらがなの、上段の文字は、当該のキーと最前列の親指シフトキーを同時に打鍵して入力します。より詳しい入力方法については、上で紹介した親指シフト関連サイトを参照して下さい。

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二枚目の写真の手前のキーボードは (2) 通例の日本語キーボード(この場合デスクトップパソコンに付属のもの)です。
私はこのキーボードで親指シフト入力をしてきました。具体的には、キー最前列のスペースキーをまたいで、その両側の変換キー・無変換キーを親指シフト入力の「親指右」「親指左」のシフトキーとして使ってきました。これは、エミュレーションによる親指シフト入力のキーの使い方の一パターンですが、こうしたことについても関連サイトを参照して下さい。このキーの使い方をする場合、スペースキーの横幅が広いと、親指を置く左右のキーが離れてしまい、親指を自然に置きにくくなり、親指入力は困難になります。私は、こうした入力をすることを見越して、スペースキーの横幅が狭いキーボードが付属するデスクトップパソコンを選びました。
なお、通例の日本語キーボードのキートップに刻印されている、JIS入力(あまり使われていない)のための「かな」は、親指シフト入力をする場合とは当然一致しないことになります。

さて、二枚目の写真の奥と、下の三枚目の写真は、今回発売された (3)「親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボード」です。このキーボードは、実は通例の日本語キーボードがベースになっています。ただし、私が使ってきた(2) のキーボードとは、最前列の各キーの位置がずれており、その癖を利用して、このキーボードでは変換キーを親指右キー、空白キーを親指左キーとして使うことを推奨し、そのようにあらかじめ刻印を入れています。結果的に、(2) のキーボードを自分なりに使っていた時よりも、(1) の本来の親指シフトキーボードに近い使い心地を実現していると感じます。これまで (2) のキーボードでは、左右の親指を畳む(折り曲げる)ようにして打鍵していました。これでも入力は十分可能ですが、今回の (3) のキーボードでは、親指を畳まないで使えるようになりました。(親指右キーは J キー、N キーの手前、親指左キーは F キー、V キーの手前にくるのが、親指を畳まないで入力できる目安のようです。)
一般にキータッチは軽い方が親指シフト入力に向いているようですが、このキーボードは名の通りライトタッチで、長く入力しても指に疲れを感じません。そして何より、このキーボードで各キーに親指シフト入力をする場合の「かな」が印字されていることは、初心者には心強いだろうと思います。

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このキーボード、廉価な商品であり、より高い価格帯のキーボードのような質感はありません。しかし、価格も含めて考えて、大変よい商品だと思います。特に、親指シフト入力を試してみたいという人にはうってつけの商品だと思います。このキーボードで親指シフト入力に慣れたら、次は親指シフト専用のキーボード、あるいは親指シフトに適したキー配列の一層本格的なキーボードへと移行するのもいいと思います。親指シフトに少しでも興味のある人は、このキーボードを入手して、この優れた入力法に挑戦することをおすすめします。

このキーボードは、Windows パソコンの他、Mac 等でも使えます。ただし、このキーボードを使って親指シフト入力をするための設定は必要です。その設定については、販売元のサイトにある「親指シフトの環境構築」のページを参考にするとよいでしょう。

次のリンクで各販売サイトのこの商品のページに移れます。
いいライフ・ショップ(販売元のサイト)
アマゾン
ヤフー・ショッピング

ネット上では、YouTube などで、このキーボードを使った場合も含めて、親指シフト入力をしているところの動画も見ることができます。参考になると思います。

 

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