オランジュ Orange, ポン・デュ・ガール Pont du Gard

 

南仏プロヴァンス地方には、世界文化遺産が四つある。登録順に、オランジュ Orange のローマ劇場とその周辺および凱旋門、アルル Arles のローマ遺跡とロマネスク様式建造物、ポン・デュ・ガール Pont du Gard(ローマ時代の水道橋)、アヴィニョン Avignon の歴史地区だ。私は、勤務先の名古屋大学とエクス・マルセーユ大学との学術交流の一環として、2015年9月のほぼ一カ月をプロヴァンス地方のエクサンプロヴァンス Aix-en-Provence に滞在した。9月末には、エクスからバスで一時間ほどで行くことができるアヴィニョンを拠点にして、オランジュとポン・デュ・ガールも訪れた。ここでは、オランジュの世界遺産とポン・デュ・ガールをまとめて紹介しよう。
(撮影: 2015年9月、ページ上部の写真:ポン・デュ・ガール)

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オランジュ Orange は人口3万人ほどの小さな町である。この町を有名にしているのは、何と言っても世界文化遺産、ローマ時代の古代劇場と凱旋門である。特に前者は、世界的にも保存状態のいい古代劇場であるようだ。私はアヴィニョンからバスで1時間ほどかけてこの町を訪れた。

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同じくオランジュの世界遺産「オランジュのローマ劇場と凱旋門」の項目はこちら

CIMG0748 (1024x748)長距離バスターミナルでバスを降りるとすぐに古代劇場の上部が見えてくる。
屋根の部分は近年の製作。

CIMG0749 (1024x757)道をたどっていくと古代劇場が姿を現す。

CIMG0750 (1024x760)写真左側の丘の傾斜地を利用して観客席が作られている。

CIMG0753 (1024x768)北東側からの外観

CIMG0756 (1024x754)北西側からの外観(手前は別棟)

CIMG0760 (1024x768)内部、舞台背後の壁

CIMG0761 (1024x764)正面から舞台方向を眺める

観客席からの眺め(Wikipedia英語版より)

CIMG0784 (1024x753)古代劇場の北側、町の中心部の広場。正面は市庁舎。

CIMG0789 (1024x768)町の中心部から北、静かな町外れに立つ凱旋門。

CIMG0792南面

CIMG0798北面

CIMG0799東面

CIMG0801西面

CIMG0821 (1024x757)ヴァントゥー山 Ventoux.  標高 1,909m.  プロヴァンス地方の最高峰。
白く雪を頂いているように見える部分は石灰岩とのこと。

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ポン・デュ・ガールは、地図で確認できるように、ローヌ川の支流であるガルドン川 Gardon (アヴィニョンの下流、アルルの上流でローヌ川に合流する)をまたぐローマ時代の水道橋である(建造は紀元1世紀頃)。私はアヴィニョンから路線バスで40分ほどかけてこの町を訪れた。

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CIMG0730 (1024x743)ポン・デュ・ガール Pont du Gard.
橋がある区域への入り口で料金を払って徒歩で中に入っていく。しばらく歩いて最初に
見える橋の全景がこれ。区域の入り口の所には広い駐車場が整備されている。私が訪れた9月末の午後の時間帯にも数十人の観光客がいたが、ほとんどは自動車で訪れた人たちだった。というのも、私はアヴィニョンから一日5-6往復しかない路線バスを使って
訪れたのだが、同じバスを使って橋を訪れた人は他には1人だけだったのだから。

CIMG0714 (768x1024)通路部分

CIMG0726b (752x1024)橋の通路への入り口で

CIMG0725m (717x1024)上層部分の足元(右は通路部分)

CIMG0721 (1024x768)川の対岸に渡って橋の南面を望む

CIMG0717 (1024x768)同じく北面