ランス Reims

 

2017年9月にフランス北東部、シャンパーニュ地方の中心都市ランスを訪れた。30年以上も前に訪れて以来、2度目の訪問である。この町は、かつてフランス国王の戴冠式が行われていた格式の高いノートルダム大聖堂によってよく知られている。この大聖堂と、隣接するトー宮殿、やや離れた旧サン・レミ大修道院は、1991年に世界文化遺産に登録された。

ランス市の人口は18万人ほど (2006年) 、周辺を含めた都市圏人口は31万人ほど (2009年) である。この地方の中心都市というものの小ぢんまりとした都市である。都市の規模は全く違うのだが、名古屋市と姉妹都市の関係にある(2017年10月より)。なお、町の中心部から遠からぬところに、藤田嗣治が建てた礼拝堂、フジタ礼拝堂があるが、私は訪れることはできなかった。

現在、文章の作成に充分な時間を取れないので、まずは今回撮影した写真を中心にアップし、文章は暇を見て補足していこうと思う。写真説明等にはWikipedia 等を参考にしている。

Google Map 日本語版のランスの地図はこちら
Wikipedia 日本語版のランスの項はこちら
Wikipedia 日本語版のノートルダム大聖堂 (ランス) の項はこちら
上の写真: ランス大聖堂正面第三層の「王のギャラリー」と呼ばれる部分の彫像群

 

広い道のようなドゥルエ・デルロン広場 (la place Drouet-d’Erlon) 〔通称、エルロン広場 la place d’Erlon 〕にあるシュベの泉 (la fontaine Subé). 有翼の勝利の女神を戴いている。この広場は街の中心部にあり飲食店が多い。

オペラ座 Opéra de Reims (2010年に改名).  それまでは大劇場 Grand Théâtre と呼ばれていた。建物は第一次世界大戦で破壊され、1931年に再建された。

ノートルダム大聖堂 Cathédrale Notre-Dame (西側正面)。二本の鐘塔の南側 (右側) が1445年、北側 (左側) が1475年に完成し、これによって全体の完成を見たとのこと。世界遺産。

西側正面。二本の鐘塔の高さは 81m を超える (これはパリの大聖堂の鐘塔の高さ 69m, アミアンの大聖堂のそれの高さ 68m をしのいでいる)。この西面の幅は48.80m (アミアン大聖堂は 48.78m, パリ大聖堂は 43.5m)。中央扉は残念ながら修復中だった。

正面左扉左側壁にある、よく知られた「微笑む天使」 (写真右)。

大聖堂の外周には大きな彫刻が配置され、この大聖堂の魅力となっている。

大聖堂の後陣。写真左側手前の建物はトー宮殿 Palais du Tau. この宮殿も世界遺産を構成している。現在、宮殿の内部は博物館になっている (博物館の入り口は建物の反対側にある)。

身廊。天井 (穹窿) までの高さは、さすがと思わせる 38m. (パリのノートルダム 33m, ストラスブール大聖堂 31m, シャルトル大聖堂 37m, ただしアミアン大聖堂は 42m, 未完成のボーヴェ大聖堂は 51m に及ぶ。)

聖堂内から西側 (正面側) を見る。

同じく西側 (正面側) を、身廊の中央近くから見る。下部のステンドグラスが暗いのは、外観写真でわかるように、正面中央扉外側が修復中で覆いが被せられているため。

外陣の中央の祭室にあるシャガール作のステンド・グラス

大聖堂は、実は、第一次世界大戦でドイツ軍の爆撃に遭い、大きな被害を受けた。この点についてはこちらの大聖堂の被災の画像を参照されたい。

聖堂の正面の広場の一角にあるジャンヌ・ダルクの騎馬像

夜間のライトアップが行われていた

トー宮殿 Palais du Tau 内部の展示。大聖堂のオリジナルの彫像で劣化が進んでいるものなどはこちらに収蔵されている。写真は、外周に設置されていたと思われる巨大な彫像。現在、外周にはこれらのコピーが設置されている。

トー宮殿内部の展示。ローマ時代のレリーフ

ランス美術館 Musée des beaux-arts de Reims.

ランス美術館の展示

サン・レミ・バジリカ聖堂 Basilique Saint-Remi. 旧サン・レミ大修道院の聖堂であった。世界遺産の構成要素。11世紀から13世紀にかけての建築。町の中心部にあるノートルダム大聖堂からは直線距離で1.3kmほど離れている。私は路線バスを利用して訪れた。

カルネジー図書館 Bibliothèque Carnegie (左).  公立の研究図書館。

(2018年8月24日)